1 あいさつ
先生が一番乗りの教室もあれば、いつも遅刻の先生もいます。教室に入ったら、あいさつをします。教室にあいさつ。クラスメイトにあいさつです。軽く会釈。

2 準備
立って始める教室では、揃って始める前に、スワイショウという手をぶらぶらさせるだけの体操?を、雑談しながらするところが多い。座って始める教室では、思い思いにそれぞれ体ほぐしをするなどしています。長いところでは20分以上もするそうです。リラックスと落ち着きの空気づくりのため。

3 準備体操
気功は、体内の「気」を巡らせたり、圧縮したりたわめたりすることによって、艶のある、しなやかで強靱なものへと洗練させていく行法ですから、それがスムースにいくように、あらかじめつかえのないない、身体的条件を用意することが望まれます。準備体操は、そのためのもので、とくに関節を柔らかく、おなかと頸と腰を柔らかくします。

4 ショートレクチャー
これは毎回必ずやるものではありませんが、気功はただの体術ではなく、要求される姿勢動作、呼吸、心理活動には必ず理由と目的があります。気功全般について、また現に扱っている功法について、説明を受けるといっそう親しみと納得が得られます。そのため、何分か時間をさいてレクチャーをすることがあります。またテキストやレジュメを用意することもあります。

5 功法による練功
これこそが気功の本体です。功法というのは気功のエキスを搭載したパックで、料理で言えば、メニューを詰め込んだ定食です。功法で練功するということは、定食を順番に食べていき、全部おいしくいただくのに似ています。
食事は必ずしも定食ではないように、功法をなぞることが気功をすることそのものではありませんが、一緒にそろってやるにはもっとも効果的で充実したプランです。

6 収功
練功が終わったら、教室も終わりです。練功を締める最後の所作を収功といいます。いろいろな方法がありますが、全身をていねいにマッサージするのがもっとも安全で確実な終わり方です。
収功が終わったら、みんなで終わりのあいさつをします。


福岡気功の会の教室では、2準備体操を重視しています。じっくり時間をとって体をほぐします。健康のためならこの準備体操だけで十分です。
気功をすることは健康以上のものを狙っていると言えます。


また、福岡気功の会の教室では5功法による練功を重視しています。気功をすることを練功するといいますが、その中身は、気の質を向上させることです。そのためにはよく考えられ実績のある伝統的な功法を用いるのが最適です。そして、功法には作風のちがうものがありますから、一つ二つに偏らず、できれば10種類ほどの功法を味わってみるべきです。

そういう考えから、福岡気功の会では通信講座でとりあげた功法以外に、著名な中国人気功家の功法をいくつかピックアップしてそれぞれ数ヶ月を1クールとして繰り返し取り上げています。

20 こんな気功をしている


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先生によってさまざまですが
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鬆静自然&循序漸進




























































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